ニラ [草や木そして花]
名称: ニラ
分類: ユリ科ネギ属
撮影: 2006.7.30 北杜市高根町中蔵原にて
あの炒め物などにしていただく、ニラで、ユリ科の多年生の葉菜です。
東アジア原産とされ、わが国には、古く(古代に)中国よりもたらされたといわれています。
しかし、野菜として消費が伸び、食卓に普及したのは、第二次大戦後のようです。
さて、そのニラの花ですが、同属のネギ(http://blog.so-net.ne.jp/bnvn06/2006-05-12-1)の
それによく似ています。・・・あたりまえ・・・ですね。
オオシオカラトンボ [蝶などの虫のなかま]
名称: オオシオカラトンボ(雄)
分類: トンボ科
撮影: 2006.7.30 北杜市高根町中蔵原にて
シオカラトンボの雄に似ていますが、
翅長がわずかに短く、体がやや大きいところが違います。
また胸のあたりも、ずうっと青みがかっていて、その辺も違いですね。
***これまでのシオカラトンボの記事
シオカラトンボ(雄) http://blog.so-net.ne.jp/bnvn06/2006-06-25-1
シオカラトンボ(雌) http://blog.so-net.ne.jp/bnvn06/2006-07-26
梅雨明け [季節の話題]
今日、気象庁から「中国地方から関東甲信地方まで梅雨明けしたと見られる」
との発表がなされました。
例年より10日ほど、遅い梅雨明け・・・それはつまり梅雨が長引いた・・・
各地で豪雨被害が起こり、今年に入ってからずっと日照時間が少ないこともかさなり、
いつもの年より少し違う気象のようすに、これからの推移が心配になります。
ヒマワリの画像、この夏になって、何度か撮影したのですが、
やはり夏空に映えるものでなければ・・・
今日はまだ雲も多く、完璧ではないけど、
やはり夏空・・・に映えていました・・・ヒマワリさんです。
(2006.7.30 北杜市高根町中蔵原にて)
キアゲハ [蝶などの虫のなかま]
名称: キアゲハ
分類: アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科
撮影: 2006.7.28 甲府市下向山町にて
庭の花に来て、吸蜜中のところをパチリと・・・
10カット近く撮影したのですが、きちんと静止したものはなく、
これもかなりブレていますが、それも特徴かと思います。
ヒャクニチソウ [草や木そして花]
名称: ヒャクニチソウ
分類: キク科ヒャクニチソウ属
撮影: 2006.7.24 中央市大田和にて
メキシコ原産の春播きの一年草。
いまや代表的な園芸種で、花の形や色もバラエティが多く
夏の強い日差しによく似合う花です。
ムクゲ [草や木そして花]
名称: ムクゲ
分類: アオイ科フヨウ属
撮影: 2006.7.24 甲府市下向山町にて
ムクゲの花が咲き始めました。
ムクゲは、中国原産の落葉低木で、8~9月に紅紫色の
5弁花をつけます。
これは、八重咲きのムクゲで、数多く見られる園芸種の一つです。
ところで、このブログのカウンター、7/27 午前7時ごろ、
1,000のキリ番を通過しました。
たくさんの訪問ありがとうございます。
カタバミ [草や木そして花]
名称: カタバミ
分類: カタバミ科カタバミ属
撮影: 2006.7.22 甲府市南口町にて
各地の道ばたや畑などで見かけるありふれた多年草です。
最近では、庭のそこここ、鉢植えの中にまで見られますよ。
花は黄色の小さなもの、春から秋まで長い間、見られます。
実は、熟すと、ちょっとした刺激でぱちぱち、さやからはじけ散るのが特徴で、
こどものころ、指でさわり、ぱちぱちっという感触を楽しんだことが
多くの方にあるのではないでしょうか。
葉は、クローバーのそれに似なくもないですが、
とくに、赤褐色をする葉のものについては、アカカタバミというそうです。
このカタバミ、実はヤマトシジミのごちそうだそうで、
わが家の庭にも、カタバミもヤマトシジミも多いですよ。
シオカラトンボ [蝶などの虫のなかま]
名称: シオカラトンボ(雌)
分類: トンボ科
撮影: 2006.7.22 甲府市南口町にて
前にシオカラトンボの雄をのせましたので(http://blog.so-net.ne.jp/bnvn06/2006-06-25-1)
こんどは、カノジョの方をいきます。
う~ん、このカノジョ、とてもチャーミングじゃありませんか・・・
(って、少しだいじょうぶかな???)
スイレン [草や木そして花]
名称: スイレン(ヒツジグサ)
分類: スイレン科スイレン属
撮影: 2006.7.22 甲府市南口町にて
スイレンは、園芸種としての名で、基本的な名は“ヒツジグサ”だそうです。
ヒツジグサとは、未の刻(今いう午後2時)に咲くと思われてきたことにより
その名があるそうで、でも実際には、午後2時とか決まってるわけではなく
明るい光を受けて開花するのが実際のようです。
ちなみに、このときの撮影時刻は、午前11時52分で、昔風にいえと午の刻。
さて、そのヒツジグサですが、夏に白い花をつけるのが普通の姿で、
このようなカラフルなのは、園芸種の証拠?!
だから、ここではスイレンの名で通します。
JR身延線の南甲府駅の北側数十mの水路に咲いていましたよ。
セイヨウヒルガオ [草や木そして花]
名称: セイヨウヒルガオ
分類: ヒルガオ科セイヨウヒルガオ属
撮影: 2006.7.24 甲府市南口町にて
ヨーロッパ原産のヒルガオ科の多年生つる草で、
わが国には、1900年頃入ってきたとされています。
7~9月を花の時期とし、だいぶ小さな白い花をたくさんつけます。
今の時期は、普通のヒルガオが目立つようになりましたが、
一足はやく咲き始めたコヒルガオもまだまだがんばっています。
そのコヒルガオより、まだ小さい花なのがこのセイヨウヒルガオです。
これまでに取り上げたヒルガオ属の一覧
ヒルガオ http://blog.so-net.ne.jp/bnvn06/2006-06-29
コヒルガオ http://blog.so-net.ne.jp/bnvn06/2006-05-27
セイヨウヒルガオ http://blog.so-net.ne.jp/bnvn06/2006-07-25
ゴマダラチョウ [蝶などの虫のなかま]
名称: ゴマダラチョウ
分類: タテハチョウ科タテハチョウ亜科
撮影: 2006.7.22 甲府市古府中町にて
黒と白の紋様の、タテハチョウの一種で、チョウの中では比較的大きめのものです。
はじめ、オオムラサキのメスかな、なんて見ていましたが、
あらためて調べると、かなり違う。結果として、同じタテハチョウ亜科の
ゴマダラチョウだと分かった次第です。
駐車場として使われていた採石敷きの場所にとまって、地面に口吻をおろしていました。
ミネラル分を接種しているのかな、という感じでした。
アオスジアゲハ [蝶などの虫のなかま]
名称: アオスジアゲハ
分類: アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科
撮影: 2006.7.22 甲府市古府中町にて
秋田や岩手を北限としながら広く見られるアゲハチョウの仲間です。
夏、ヤブガラシが伸びて、たくさん花をつけるころには、
そのヤブガラシを好んで吸密をするとされています。
今回の画像も、林縁に野生化した桑の木を覆って成長した
ヤブガラシの花にとまって、密を吸っているところを
ようやくにして写真に収めたものです。
動きが速く、今回もなかなかシャープに撮影できないでいます。
ヤブガラシ [草や木そして花]
名称: ヤブガラシ
分類: ブドウ科ヤブガラシ属
撮影: 2006.7.22 甲府市古府中町にて
どこにでも見られ、ヒトにとってはあまり好意的な存在でないもの・・・ですね。
林縁の低木や庭木などの間に生える多年生のつる草で、
その庭木などより上に伸びて覆いつくし、
庭木などの光合成を妨げることから、好ましくない由縁とされます。
また地下茎(?)がよく伸び、それから次々と地上に伸びていき
とても増殖力が旺盛なところも、迷惑がられる理由になるかと思います。
引き抜いて退治したつもりが、地下茎がしっかり残っていて、
すぐにまた新たなやつが伸びてきます。
藪を枯らしてしまう、という意味の名称で、ヤブカラシとにごらない言い方もされます。
花の時期は6~8月で、緑がかった白い4つの花弁をもつ小さな花で、
この写真のように、開花後しばらくして花弁が落ち、橙色の花盤が目につくようになります。
オニユリ [草や木そして花]
名称: オニユリ
分類: ユリ科ユリ属
撮影: 2006.7.18 甲府市下向山町にて
今年は梅雨が長引いて、とういうか、いつもの年より梅雨末期に雨が多いようで
各地でたいへんな災害が起きているようです。
せっかく咲いたオニユリも雨の中・・・
画像はだいぶ縮小しているのでわかりにくいですが、
水滴がいっぱいです。
オニユリは、画像的に絵になるので、ネット検索をかけると
いろんなブログに、それぞれ美しい画像とともに、たくさんの記事が見られます。
なんか、よそさまのまねっこみたいですが、やはり今の時期には欠かせない・・・
ヤブラン [草や木そして花]
名称: ヤブラン
分類: ユリ科ヤブラン属
撮影: 2006.7.9 笛吹市御坂町成田・県立博物館構内にて
植栽された木々の根本に、咲いています。
本州から九州にかけて見られる多年草で、
長い花穂に紫色の小さな花がたくさんつきます。
一般に花期は8~10月とされていて、まだ咲き始めたばかり・・・
しばらくは楽しめるのではないかな、と思われます。
同じ場所で、春にはシュンランも見られます。
シュンランはラン科ですが、こちらのヤブランはユリ科なんですね。
全体の雰囲気や名前など、似ているからこっちもてっきりラン科だと思ったのですが・・・
カラスウリ [草や木そして花]
名称: カラスウリ
分類: ウリ科カラスウリ属
撮影: 2006.7.4 笛吹市一宮町国分地内で
宅地の北向きの一角で、ブロック塀越しに見ました。
♪まっかだな、まっかだな、カラスウリって、まっかだな・・・
秋には、赤橙色の実がなります。
根や果実は、薬用にもなるそうです。
ヤブカンゾウ [草や木そして花]
名称: ヤブカンゾウ
分類: ユリ科ワスレグサ属
撮影: 2006.7.10 甲府市下向山町・曽根丘陵公園にて
オレンジ色の花が、みどりの中に栄えていました。
もっとも、くもりぞらだったので、日が出ていれば、さぞかし・・・という感じでした。
近縁のノカンゾウとの区別は、こちらが八重咲きで、ノカンゾウは一重というのが
よくいわれています。
わが国では、古くから「忘れ草」と呼ばれてもきました。
この花が、辛いことなどを忘れさせてくれるような存在だからといわれています。
このヤブカンゾウ、若葉のとき、これを摘み、ゆでて酢みそあえなどで
いただくことができるのだそうです。
リョウブ [草や木そして花]
名称: リョウブ
分類: リョウブ科リョウブ属
撮影: 2006.7.10 甲府市下向山町・曽根丘陵公園にて
北海道南部から九州、朝鮮に分布する落葉の小高木です。
明るい二次林の谷筋などに多く見られるものです。
写真は、曽根丘陵公園内の万葉植物園の区域に植栽されているものです。
花期は7~9月ですが、花が少なくなる初夏に房状の花序をつけるさまは
ちょっと目をひきます。蜜をたくさん出すらしく、吸蜜に訪れる昆虫はとてもたくさんいました。
今晩目にしたものの本に、「・・・リョウブのはちみつを見つけたら、迷わず買うべし。
香りがよく、美味なるうえに無農薬で安心だから」と書かれているのが、とても印象的でした。
(広田靚子著『フレグラント ガーデン』文化出版局 2006.3)
トラマルハナバチ
名称: トラマルハナバチ
分類: ミツバチ科
撮影: 2006.7.10 甲府市下向山町・曽根丘陵公園にて
花には、チョウ類のほかに、さまざまな昆虫がやってきます。
ミツバチの仲間もいろいろいまして、こちらはトラマルハナバチ。
コアオハナムグリ [蝶などの虫のなかま]
名称: コアオハナムグリ
分類: コガネムシ科
撮影: 2006.7.10 甲府市下向山町・曽根丘陵公園にて
アオハナムグリに似ていますが、体がやや小さく、頭などが黒っぽくなっています。
アオハナムグリ [蝶などの虫のなかま]
名称: アオハナムグリ
分類: コガネムシ科
撮影: 2006.7.10 甲府市下向山町・曽根丘陵公園にて
花に訪れる甲虫の中でコガネムシ類の代表的なものの一つです。
イチモンジセセリ [蝶などの虫のなかま]
名称: イチモンジセセリ
分類: セセリチョウ科アカセセリ亜科
撮影: 2006.7.10 甲府市下向山町・曽根丘陵公園にて
一般的に見られるセセリ蝶の仲間ですが、
このほど、始めて画像データの中にお入りいただきました。
この日は、その他に、すでに一度ふれた(http://blog.so-net.ne.jp/bnvn06/2006-06-26)
キマダラセセリも見かけました。
暑くなり蝉もなくころ [季節の話題]
昨日(7/14)、今日(7/15)と晴れ間が広がり、積乱雲も発達し、
気温もじゃんじゃん上昇してきています。
こう暑くなると、元気になるのはセミさんたちですね。
セミについて、先日、朝日新聞の「折々のうた」(7/13)に
雌蝉と生まれ早や尖る産卵管 久保千鶴子
という句が、取り上げられていました。
解説では、生まれたばかりの蝉が、もう産卵管を備えている・・・
と、作者の鋭敏な観察力を評価しながら、でしたが
でも、考えてみると、地上にでて羽化して成虫になる以前、
地中で何年も生をつないできているのですよね。
ただ、短い夏に子孫を残すため、そんな見方が、産卵管につながるのでは・・・
話は少し変わりまして、冒頭に掲げた画像ですが、
先日(7/10)に木々の多い曽根丘陵公園の中の園路を散策している時、
足下でバタバタする存在に気付き、見ると、クマゼミ・・・でした。
さらによく見ると、片方の翅が奇形になっていてうまく飛べない状態でした。
どうしてそうなってしまったのでしょうか、環境の問題かしら・・・
そして、このあとどうなるのかな・・・
いま窓の外から、元気な蝉の鳴き声が入ってきますが、
何年も地中で暮らしたさきに、りっぱに成虫になることができ、
よかったな、と鳴いているように、そんな風に聞いています・・・
あのクマゼミを思い浮かべながら・・・。
キキョウ [草や木そして花]
名称: キキョウ
分類: キキョウ科キキョウ属
撮影: 2006.7.10 甲府市下向山町・曽根丘陵公園にて
キキョウと聞くと、秋の花だな、と連想ゲーム式に反応してしまうのですが
図鑑にも、花期を8~9月とされていましたので、それなりに正しいようです。
ということは、もう秋の気配なのでしょうか。
まあ、園芸種もあって、家の庭でも、鉢植えのキキョウがだいぶ前から
咲いていることでもあり、公園の植栽の一つとして、園芸種が植えられ
それが花期が早いのであれば、そんなに問題にすることはないですね。
コクチナシ [草や木そして花]
名称: コクチナシ
分類: アカネ科クチナシ属
撮影: 2006.7.10 甲府市下向山町・曽根丘陵公園にて
以前、舞鶴城公園で見たクチナシ(http://blog.so-net.ne.jp/bnvn06/2006-06-22-2)
を紹介しましたが、舞鶴城公園からすれば弟分にあたる
曽根丘陵公園の中に、いま、コクチナシが咲いています。
コクチナシは、クチナシよりやや小ぶりで、八重の花をつけます。
花の時期は、6~7月とされていますので、やや盛りを過ぎたのかな
とも思われますが、まだつぼみも多く見られ、しばらくは楽しめそうです。
このコクチナシの花は、また、たいへんあまい香しい香りを放つことでも
よく知られています。
この画像を得た時も、あらかじめコクチナシが植えられていることは
まったく意識していなかったので、そのいいか香りに接した時
何の香りだろう、としばらく、あたりをきょろきょろしてしまったほどです。
コクチナシの咲く場所ですが、考古博物館の駐車場から、
丘の上の方にあがっていく園路があって、5~6分歩いてのぼると
万葉植物園とされたエリアにでます。そこに咲いているのです。
そこはまた東山北遺跡という、古墳時代のはじめのほうの遺跡が
確認されている場所で、一角にはほぼ正方形の平面をした
低墳丘墓が復元整備されています。
そこからは甲府盆地も眺められます(そんなにすごい眺めではないですが)。
ぜひ、コクチナシの香りが途絶える前に、足を向けてみられたらいかがでしょうか。
センダングサ [草や木そして花]
名称: アメリカセンダングサ
分類: キク科センダングサ属
撮影: 2006.7.10 甲府市下向山町・曽根丘陵公園にて
北アメリカ原産の帰化植物です。その葉が、樹木のセンダンの
それに似ているとこからこの名があるそうです。
一年生の草本ですが、種子が人やけものに運ばれ、
日当たりのよい原野など、本州から九州の各地に見られるようになっています。
一つの花序は、キク科に共通しますが、たくさんの小花からなっています。
ふつう花弁が目立たないので、花らしくない感じがしますが、
時として花弁のあるものも見られるそうです。
ここで紹介する画像は、すべてではないですが、白い花弁が見られました。
種子は、扁平で先端に棘があり、さらに小さな逆さのひっかかりがあるので、
ウールの服やセーターなどにくっついたり、犬などにくっついていろんなところに
運ばれ、領域を拡大していくのです。
こんなところから、「ひっつき虫」とかいわれ、嫌われて存在です。
子どもの頃、種子がまだ十分に熟さないうちに、花序をつみ取って
ぶつけ合い、遊んだりしたことが思い出されます。
アメリカセンダングサに関してネットで調べているうちに
「ひっつきむしの呼び方マップをつくろう!」と呼びかけているブログがありました。
アドレスは http://boroboro.seesaa.net/article/7337364.html です。
正しいブログタイトルを『花図鑑のボロボロブログ!』といいますが、
2006年2月24日で休止されています。ちょっと惜しい、とてもおもしろいブログです。
いつの日にか、復活されますように・・・
ちなみに、当地では・・・バカ・・・とか、いってました。
《訂正2008.11.11》 この記事は、当初「アメリカセンダングサ」として書き込みましたが、 明らかに間違いでした。 「センダングサ」か「コセンダングサ」です。 両者の区別は、直接個体にあたって確認しないと明確にし得ないと思い、 いずれかの区別は保留します。ネムノキ [草や木そして花]
名称: ネムノキ
分類: マメ科ネムノキ属
撮影: 2006.7.10 甲府市下向山町・曽根丘陵公園にて
記念すべき100件目の記事になりました。
そして表示カウンター(powered by shinobi)も800のキリ番です。
またページごとにご覧いただいた、いわゆるページビューの累積も
4600となりました。
さて、ネムノキは、漢字で「合歓」とも書き表され、とてもいい感じです。
中国では昔から「傾国の美女」のイメージが重ね合わされてきたといいます。
ネムノキは、「早朝がいいですよ」と知り人から聞かされていましたが、
いつもお寝坊で朝は弱く、この日(7月10日撮影)も夕方になってしまいました。
でも、いつもお世話になっているものの本(小学館『自然大博物館』1992)によると
「夕方の花はひときわ美しく」と表記されていて、なんかまんざらでもないな
と思う次第です。
このブログの書き始めの日にも書きましたが、so-net blogさんは500MBの
サーバー容量を提供してくれることが魅力で、いま現在1.86MBです。
「so-net blog」の最近のシステムは、たいへん具合がよくないようですが
気長にやっていこうではありませんか・・・ と、100件目となるこの記事に
あらためての所信表明をこめたいと思います。
ヒメジョオン
名称: ヒメジョオン
分類: キク科ヒメジョオン属
撮影: 2006.7.3 甲府市下曽根町の笛吹川左岸堤防にて
このところよく見られるヒメジョオンです。
北アメリカ原産の越年草で、明治の初め頃に
わが国に入ってきたとされています。
花の時期は、6~10月と長く、これからもいろんなところで
見かけるものだと思われます。
この画像では、ハナグモの一種がじっと潜んで、獲物を待ちかまえているのが
メインの花の右下側に確認できます。
《訂正とお詫び》
しばらくの間、最後の行が「花の左下側」となっていましたが、
誤りでしたので訂正します(2006.7.12 0:40)。
マサキ [草や木そして花]
名称: マサキ
分類: ニシキギ科ニシキギ属
撮影: 2006.7.3 甲府市下向山町にて
マサキは、漢字で書くと、木偏に正しい<柾>です。
生け垣などに利用される常緑低木です。
枝がよく分岐し、刈り込みにもよく絶える、じょうぶな性質があります。
また枝が分かれて混み合うため、枝をおろぬくなど、よく手入れをしないと
むれて葉が黄色く枯れたり、病気がついたりします。
この画像は、7月3日のもので、花が開き始めたかなと思って撮ったものですが、
今日(7月10日)あたりでは、さわるとぼろぼろ落ちて、もう盛りを過ぎてしまった
ように見うけられました。