台風の過ぎた後のイナゴ [蝶などの虫のなかま]
台風22号が通過した後の今朝、田の見回りをしましたが、その際、牛(稲架のこと)
に掛けられたイネの根元にイナゴがいました。ここには、彼らのエサはないので、どう
したことかと気になりました。きっと時折吹く台風の名残の強い風に飛ばされたのかと。
ちょっと元気のないイナゴでした。
(撮影:2017.10.30 甲府市下向山町にて)
台風接近中の雨の中のスズメたち [鳥やけもの]
台風22号が接近する状況で雨が降り続いていました。そんな中で、スズメたちは雨に
濡れながらも、朝から元気でいました。
台風の接近なんかどこ吹く風という風情のスズメたちです。なお、降りしきる雨の中
の、コンパクトデジカメによる望遠撮影のため、かなり酷い写真となりました。
ちなみに、夕方の一時、雨が強く降ることはありましたが、風はあまり吹かなかった
です。
(撮影:2017.10.29 甲府市下向山町にて)
10月のサクラ [草や木そして花]
10月になると花を咲かせるサクラがあります。十月桜と呼ばれるものと思われます。
うすいピンクで、八重咲きになるのが一般的なようです。四季桜と呼ばれる品種もある
そうですが、詳細な同定は難しいところがあります。
ともあれ、清楚な時ならぬサクラ、逆光で余計に清らかな感じで撮れました。
(撮影:2017.10.27 身延町上ノ平・下部リバーサイドパークにて)
アミダテントウ [蝶などの虫のなかま]
家の中で、掛けてあったズボンをはこうとしたとき、小さな虫を見つけました。
ちょっと見慣れない虫、はじめてお目にかかるのかな、テントウムシの仲間では
ないかと思いました。
ネットで調べてみると、アミダテントウという小さなテントウムシだとわかり
ました。
はじめは、ジッとしていたのですが、撮影されていることがわかったためか、
次第に動きが速くなって、ちょっとブレてしまっています。
(撮影:2017.10.20 甲府市下向山町・自宅にて)
季節外れのアジサイの花 [草や木そして花]
このところの天候が、アジサイが咲く時期と似ているということなのかな。
(撮影:2017.10.15 身延町上之平・下部川リバーサイドパークにて)
ユウガギクの花 [草や木そして花]
雨に濡れたユウガギクの花を見ました。白くほっそりした舌状花は、まばらにつき
ますが、それ泥はねがあって、ちょっと悲しい状況でした。
筒状花も外側から少しずつ咲いているようですが、はじめの写真から切り出したも
ので、細部はうまくとらえきれませんでした。
(撮影:2017.10.15 身延町上之平・湯之奥金山博物館敷地にて)
モンスズメバチ [蝶などの虫のなかま]
ちょっと窓が開いていたせいか、室内に入り込んで、蛍光灯の上にとまった
スズメバチの仲間で、おそらくモンスズメバチだと思われます。
この秋は、なぜかしらスズメバチの仲間との遭遇が多く、今回のは、何事も
なく外に出て行ってくれたので、ホッとしました。
(撮影:2017.10.12 甲斐市団子新居にて)
ど根性の次は「季節外れの・・・」 [草や木そして花]
明きの冷たい雨にぬれた花の存在に気付き撮影したものですが、なんとスミレ、たぶん
タチツボスミレの花でした。前回の話題は「ど根性スミレ・・・」だったのですが、今回
は「季節外れのスミレの花」ということになりました。これまたビックリですね。
(撮影:2017.10.13 身延町上之平・湯之奥金山博物館敷地にて)
ど根性スミレの観察 [草や木そして花]
古刹の参道石段の脇の石垣に、ほとんど土壌もないような環境にもめげず、
ど根性で世界を維持しているスミレ、たぶんタチツボスミレを見ました。と
ても生命力があるようすにちょっと感激です。
細かく見ると、実が熟して3裂した鞘から種子が散ってしまっているよう
すも見られましたので、カテゴリを「とくに種や実など」にしようかとも思っ
たのですが、「花」の方にしました。
画面左手寄りに白っぽいものが見られますが、これはスミレなどによく見
られる閉鎖花なんで、あえて花の話題としたわけです。この閉鎖花も、ある
意味で生命力のたまものといえるように思われました。
(撮影:2017.10.9 甲州市大和町・栖雲寺境内にて)
サトイモ科テンナンショウ属の・・・ [とくに種や実など]
テンナンショウの仲間であることには違いないだろうけど、この手は難
しい、そうです。たぶん、マムシグサなんだと思われるんですが・・・。
半分赤く、半分まだ緑で、夏と秋が同居しているみたいです。
(撮影:2017.10.9 甲州市大和町・栖雲寺庭園にて)
道の上に長々と・・・ [カエルやヘビの仲間]
農道を車で通行していたときのことです。前方にながぁ~~~いのが横たわっ
ていました。そのままいくと、轢いてしまうので、どいてもらう意味もかねて、
写真を撮りました。でもなかなか動きません。
2カット目は近づいてお顔に焦点を当てました。それでも動きません。でも、
近くの棒を拾い上げて道路脇に寄ってもらおうとしたとき、急に行動開始して
くれました。こちらの心がわかったみたいです。そうそう、アオちゃんでした。
(アオちゃんとは、正しくはアオダイショウです。それからたいへんな逆光で
すが、あえて補正せず、としました)
(撮影:2017.10.10 甲府市下向山町にて)
サンショの実 [とくに種や実など]
「山椒は小粒でぴりりと辛い」というあのサンショです。赤い実がたくさん見ら
れました。
赤い実は熟すと、割れて中から黒いつやのある種子がのぞきます。
(撮影:2017.10.9 甲州市大和町・棲雲寺にて)
お休み中のヤマトシジミ [蝶などの虫のなかま]
ヤマトシジミがエノコログサの穂にとまって、休んでいました。ちょっと難しそうな
感じがしますが、うまくとまるものですね。
(撮影:2017.10.7 甲府市下向山町・米倉山山頂部にて)
スズメ [鳥やけもの]
たいへん目にしがたい鳥、ヤブサメのあとは、よくよく目にするスズメです。電線に
とまっているのを望遠撮影しました。
そういえば、ツバメは見かけなくなったような気がするこの頃です。
イネが実りの時期を迎え、スズメたちもとても元気なようすを見せています。ある家
の屋根に集まって、午後の一時を過ごすスズメ。このカットだけで約50羽ほどが確認
できました。
(撮影:2017.10.5および7 甲府市下向山町にて)
ヤブサメ [鳥やけもの]
昨日(2017年10月7日)のことです。身延町にある湯之奥金山博物館のスタッフ
の方から、ある野鳥の写真の提供をいただきました。博物館のガラス壁にぶつかっ
てしまい、保護されたものだそうです。幸い、スタッフさんから水をもらい、復活
してお里に帰っていったそうです。
手元の図鑑に照らしてみると、おそらくヤブサメではないかと思われました。な
かなかお目にかかることがない鳥だったので、ここに記録しておきたいと思います。
(撮影:2017.10.7 身延町上ノ平・湯之奥金山博物館にて)
イヌシデの葉にいたアカスジキンカメムシの幼体 [蝶などの虫のなかま]
前回に見たイヌシデの木の1枚の葉の上での観察メモです。
イヌシデは、前回も触れたようにカバノキ科クマシデ属の樹木ですが、この仲間は、
もともと沢筋などに見られる樹種で、どちらかというと水をほしがる木のようです。
今年の夏、当地では平均的に雨が少なく、このイヌシデの木も少々まいっている風に
見えました。葉がみな、丸まってしまっているのです。
さて、この丸まったイヌシデの葉を隠れ場所として、3個体がまとまっていたのが
目撃されたのです。そう、アカスジキンカメムシの、まだ子どものやつです。
この考古博物館の周辺では、このアカスジキンカメムシが比較的よく見られます。
別なブログになりますが、成長したアカスジキンカメムシや、同じ幼体ですが、もう
少しわかりやすい状況の観察記録などが残っています。
(撮影:2017.10.7 甲府市下曽根町・県立考古博物館にて)
イヌシデの実 [草や木そして花]
山梨県立考古博物館の玄関前広場への入り口部に、イヌシデの木が植栽されて
います。それに実が付いていて、次第に成熟しているようすが見られました。こ
の10月頃が、その実の熟す時期だと手元の図鑑にありました。ブラリとぶら下がっ
た状態ですが、まだ葉の色とあまり区別がつかないので、注意しないと見過ごし
てしまいそうです。
ちなみに、このイヌシデの木は、カバノキ科クマシデ属の落葉樹ですが、この
仲間のうち、クマシデについて2つの過去記事があります。1つは「クマシデの
花」で、2つめは「クマシデの若い実」でした。参考までに・・・。
(撮影:2017.10.7 甲府市下曽根町・県立考古博物館にて)
雨に濡れたムクゲの花 [季節の話題]
わが家の庭に咲くムクゲの花です。昨日(2017年10月6日)の午後からの雨で、濡れ
そぼっています。
ムクゲの花期は、8~9月とされていますが、わが家のムクゲは、9月には花がお休
みになっていて、それでお終いかと思っていたら、最近またいくつかの花を咲かせてい
ます。
(撮影:2017.10.7 甲府市下向山町・自宅にて)
ウメモドキとハナミズキの赤い実 [とくに種や実など]
前回のイチイの赤い実を見たところで、上を見るとこんな感じでした。かなり大きく立ち
上がったウメモドキの木(手前側)に、たくさんの赤い実が付いていて、その向こう側には
ハナミズキがやはり赤い実をたくさん付け、どっちを見ても赤い実をならせた木々の世界(
ちょっとオーバーか)でした。
(撮影:2017.10.3 甲府市下曽根町・県立考古博物館にて)
イチイの実 [とくに種や実など]
県立考古博物館の玄関脇の植え込みに植栽されているイチイに、赤い実がいくつも
見られました。ちょっとおいしそう・・・。それとちょっとクリスマスっぽい・・・。
(撮影:2017.10.3 甲府市下曽根町・県立考古博物館にて)
十五夜の月 [空や気象・天体など]
雲が広がる十五夜の月夜となりました。雲が流れる中で、雲間にわずかな時間、
月齢14.27の月を鑑賞することができました。
(撮影:2017.10.4 甲府市下向山町にて)
オオタカだったか・・・ [鳥やけもの]
少しばかり距離があったのと、ピントがうまく合わせきれなく、ぼやっと1カットしか
撮れなかったので、どんな猛禽類なのか明確ではないですが、あるいはオオタカかと思わ
れものでした。
(撮影:2017.9.29 韮崎市・甘利山にて)
甘利山のキンミズヒキ [草や木そして花]
9月の終わりに行った甘利山で、今年の秋は花が少ないのかな、と感じました。
それでも、わずかではありましたが登山道沿いに、こうした花を見ることができ
ました。キンミズヒキの花です。
しばらくの間に、小さな虫たちが入れ替わりで、たくさん来ていました。
(撮影:2017.9.29 韮崎市・甘利山にて)
キミズミの実 [とくに種や実など]
甘利山で見たズミの木に、たくさんの実が付いていました。
ズミは、赤い実を付けると手元の図鑑などに説明がありましたが、こちらは黄色い
実です。よくよく図鑑の説明を見ると、黄色くなるのもあって、それは特にキミズミ
というのだそうです。
このブログで、だいぶ前に、同じ場所で見たこの実を「ズミ」と紹介していますが、
その時は、説明板があり、そこに「ズミ」とあったからでした。それで、ふーん、と
いう感じで終わっていましたが、今回はちょっとこだわってキミズミです。
(撮影:2017.9.29 韮崎市・甘利山にて)