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暑くなり蝉もなくころ [季節の話題]

 昨日(7/14)、今日(7/15)と晴れ間が広がり、積乱雲も発達し、
気温もじゃんじゃん上昇してきています。
 こう暑くなると、元気になるのはセミさんたちですね。

 セミについて、先日、朝日新聞の「折々のうた」(7/13)に

   雌蝉と生まれ早や尖る産卵管  久保千鶴子

という句が、取り上げられていました。

 解説では、生まれたばかりの蝉が、もう産卵管を備えている・・・
と、作者の鋭敏な観察力を評価しながら、でしたが
 でも、考えてみると、地上にでて羽化して成虫になる以前、
地中で何年も生をつないできているのですよね。
ただ、短い夏に子孫を残すため、そんな見方が、産卵管につながるのでは・・・

 話は少し変わりまして、冒頭に掲げた画像ですが、
先日(7/10)に木々の多い曽根丘陵公園の中の園路を散策している時、
足下でバタバタする存在に気付き、見ると、クマゼミ・・・でした。
さらによく見ると、片方の翅が奇形になっていてうまく飛べない状態でした。

 どうしてそうなってしまったのでしょうか、環境の問題かしら・・・
そして、このあとどうなるのかな・・・
 いま窓の外から、元気な蝉の鳴き声が入ってきますが、
何年も地中で暮らしたさきに、りっぱに成虫になることができ、
よかったな、と鳴いているように、そんな風に聞いています・・・
あのクマゼミを思い浮かべながら・・・。


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