ライトアップされた名物ザクラ [記念樹・指定樹(保存樹)]
笛吹市八代町にある八代ふるさと公園の「甲州蚕影桜(こうしゅう・こかげ・ざくら)」です。
夜間、ライトアップされていまして、郊外の小高いところにある公園ですので、
真っ暗い中に浮かび上がる様は遠くからも目を惹くもので、近づいて見てあらてめて
幽玄さに感動を覚えつつ見物したものです。
(撮影:2016.4.8 笛吹市八代町・八代ふるさと公園にて)
1つでも「多く」とは [記念樹・指定樹(保存樹)]
1本のオークです。
葉が紅葉(?)していました。
このオークは、1998年10月に、いまは合併によって甲斐市となった旧竜王町が
アメリカ合衆国アイオア州のキオカック市と姉妹都市となったことを記念して、
2000年4月に植えられた記念樹でありました。
タイトルについて、「多く」でなはく「オーク(カシ)」でありました。訂正します。
なお、前回のたくさんの実を落としていたカシの木とは別物であることもお断りしておきます。
(撮影:2013.12.1 甲斐市竜王・ドラゴンパークにて)
内船八幡神社のイチョウ [記念樹・指定樹(保存樹)]
南部町内船にまつられている八幡神社の境内には、参道の石段をあがって右にクスノキ、
左手にこのイチョウが見られます。
どちらも南部町指定の天然記念物です。
大きな見上げるほどの木ですが、イチョウの中では、まだ若い木とされていると聞いています。
(県指定や国指定のイチョウはもっともっと大きいそうです)
それにしてもりっぱなイチョウです。
こちらは、近くの富士川に架かる南部橋の上から見た内船八幡神社のイチョウです。
遠くからでも黄色く色づく季節には、はっきりと目立ちます。
もう少し望遠。右手の同じほどの大きさのクスノキは背景に溶け込んでしまってますが、
イチョウのほうは、存在感を誇っています。
(撮影: 1~3点目=2012.11.25 4・5点目=2011.12.4)
雲峰寺のサクラ [記念樹・指定樹(保存樹)]
甲州市塩山上萩原に所在する古刹・雲峰寺にある県指定の天然記念物の
「雲峰寺のサクラ」で、エドヒガンの古木です。
根元に説明板が設置されていました。
幹囲が5.0mで、県下に有数のサクラの巨木として、県指定文化財になったのは
昭和34年2月9日のことだと理解されます。
「峰のサクラ」とも呼ばれたとありますが、当地は標高950m前後ということで、
開花時期は盆地の底部に比べだいぶ遅く、4月の20日頃になるとのことです。
文化財としての説明板の隣りに「山梨の巨樹・名木100選」にも選定されたものとして
「次代に伝えよう緑の遺産」のコピーのあるプレートも立てられていました。
大切な木として、境内の本堂前にあって、根元がしっかりと保護されていました。
これからも長く花を楽しませてくれるといいな・・・。
(撮影:2012.7.14 甲州市塩山上萩原・雲峰寺境内)
花鳥山の一本杉 [記念樹・指定樹(保存樹)]
笛吹市の御坂町と八代町とにまたがるように存在するスギの巨木で、
平成6年3月31日付で御坂・八代両町から文化財(天然記念物)の指定を受けています。
現在は、市町村合併により、笛吹市に引き継がれ、市指定天然記念物となっています。
これは、指定木のかたわらに設置されている説明板で、
天然記念物の指定概要を説明したものです。
説明板の中にもあるとおり、もとは2本のスギの木だったようで、
それが融合して、二叉になっているように見られます。
(撮影:2012.7.8 笛吹市御坂町・八代町)