フデリンドウの花 [高地・高原の自然]
引き続き標高約1600mの新道峠での自然スケッチです。
画面のほぼ中央が峠の鞍部で、右手に富士山が開けるビューポイントとなり、
画面の前後に山歩き用の尾根道が続いています。
これで見るとおり、まだ地面は冬枯れ色一色ですが、
よく見ると、クサボケやエイザンスミレ、タチツボスミレが咲き、
そして今回のフデリンドウも見られたのです。
クマザサの葉や、まだ伸び始めたばかりの草の葉の間に
そっとさいているフデリンドウの花でありました。
やさしい薄紫の花。脇に、次のつぼみも付いていました。
花まで入れた草丈は、4~5cmくらいしかありません。
目をこらして尾根道沿いを眺めていて見つけたフデリンドウの花でした。
(撮影:2014.5.11 笛吹市芦川町と富士河口湖町大石の境・新道峠にて)
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