モクゲンジの若い実 [とくに種や実など]
モクゲンジの木の若い実を見ました。
モクゲンジは、早川橋の北詰の道路に面した山林の斜面に見られます。
山からこぼれ落ちるように枝を伸ばし、その先に黄緑色のたくさんの実をつけています。
モクゲンジとは、聞きなれない樹木の名ですが、いったいどんな木か、
説明板がありましたので、写してきました。
それによると、「早川橋のモクゲンジ林」という名称で山梨県の自然記念物になっている
とのことで、中国などを故郷とし、国内では主に西日本の日本海側に分布する樹木だと。
それで、山梨で見られるのは、たいへん珍しいことで、後世に伝えていきたい樹木だ
ということでありました。
さて、どんな花が咲き、この実ができたのか、とても気になるところですが、
だいぶ前に花を見たことがあります。
しっかりと観察するつもりがなかったので、ぼやっとした画像でしょうもないのですが、
それでもモクゲンジの花が写っています。2009年の7月4日のことでありました。
7月の初めごろに花が見られ、それから一月もすると、こうした実になるようです。
まだ緑の実は、さらに10月ごろに黒く熟し、数珠玉として利用されることがあるとの情報が
ネットにありました。
(撮影:2015.8.2および20090704 身延町遅沢・早川橋北詰にて)
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