センダングサ [草や木そして花]
名称: アメリカセンダングサ
分類: キク科センダングサ属
撮影: 2006.7.10 甲府市下向山町・曽根丘陵公園にて
北アメリカ原産の帰化植物です。その葉が、樹木のセンダンの
それに似ているとこからこの名があるそうです。
一年生の草本ですが、種子が人やけものに運ばれ、
日当たりのよい原野など、本州から九州の各地に見られるようになっています。
一つの花序は、キク科に共通しますが、たくさんの小花からなっています。
ふつう花弁が目立たないので、花らしくない感じがしますが、
時として花弁のあるものも見られるそうです。
ここで紹介する画像は、すべてではないですが、白い花弁が見られました。
種子は、扁平で先端に棘があり、さらに小さな逆さのひっかかりがあるので、
ウールの服やセーターなどにくっついたり、犬などにくっついていろんなところに
運ばれ、領域を拡大していくのです。
こんなところから、「ひっつき虫」とかいわれ、嫌われて存在です。
子どもの頃、種子がまだ十分に熟さないうちに、花序をつみ取って
ぶつけ合い、遊んだりしたことが思い出されます。
アメリカセンダングサに関してネットで調べているうちに
「ひっつきむしの呼び方マップをつくろう!」と呼びかけているブログがありました。
アドレスは http://boroboro.seesaa.net/article/7337364.html です。
正しいブログタイトルを『花図鑑のボロボロブログ!』といいますが、
2006年2月24日で休止されています。ちょっと惜しい、とてもおもしろいブログです。
いつの日にか、復活されますように・・・
ちなみに、当地では・・・バカ・・・とか、いってました。
《訂正2008.11.11》 この記事は、当初「アメリカセンダングサ」として書き込みましたが、 明らかに間違いでした。 「センダングサ」か「コセンダングサ」です。 両者の区別は、直接個体にあたって確認しないと明確にし得ないと思い、 いずれかの区別は保留します。
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