キキョウ [草や木そして花]
雑木林のヘリを通る観察園路から見たキキョウです。
確実なところはよくわからないのですが、環境的には、自然な状態かなと思われました。
こちらは、北杜市オオムラサキセンターの園内に植栽してあるキキョウです。
これは、咲き始めのもので、おしべは開いていますが、
真ん中のめしべは、まだ未成熟です。
2点目の写真のわきでみた別な花で、咲き終わりに近いものです。
こちらでは、おしべはすっかり枯れていて、めしべが十分に開き、
別な花から供給される花粉も受け取り済みのようです。
キキョウは、おしべの活動する時間と、めしべの活動可能な時間がずれていて
自分の中では、受粉を行わない、「自家受粉防止システム」というものが働いているのだそうです。
園内に、キキョウが植えてあるのですが、かなり自然に近い感じがしました。
(撮影: 2008.7.29 北杜市長坂町・北杜市オオムラサキセンターの園内にて)
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