ハウチワカエデの花 [高地・高原の自然]
甘利山中の椹池(さわらいけ)の畔で、ハウチワカエデの花を見ました。
新緑が萌え始めるとき、新葉の腋から暗赤色のいくつかの花を吊り下げます。
その花は、雄花と雌花ないしは両性花からなるそうですが、
これはその両性花でしょうか。
ハウチワカエデとは、変わった名前・・・という印象を受けますが、
漢字で表記すると「葉団扇-楓」です。
葉団扇は、あの天狗さんが手にする葉っぱの形のうちわのこと、
ふつうヤツデの葉を指すようですが、それに似た葉の形をしたカエデだということですね。
やや標高の高い山地の沢沿いなどに見られるカエデ科カエデ属の落葉高木で、
カテゴリは、3回連続で「高地・高原の自然」となりました。
(撮影:2011.5.14 韮崎市旭町上條北割・椹池畔で)
ハウチワカエデは新緑と花を同時に楽しめますね。
by joyclimb (2011-05-19 23:08)