ヒナタノイノコズチの実 [とくに種や実など]
イノコズチの実を撮ってきました。
イノコズチの実は、いわゆる「ひっつき虫」の1つ。
だから近づかないで、そっと撮ってきたのです。
イノコズチ・・・、単にそう覚えていたのですが、
図鑑などによると、こちらはヒナタノイノコズチであり、
ほかに主に林の中に生えるヒカゲノイノコズチもあるそうです。
(撮影:2015.1.9 笛吹市八代町米倉にて)
ノイバラの実 [とくに種や実など]
冬枯れ色の世界が広がる中で、紅一点・・・。
きれいな彩りが見られました、ノイバラの実です。
小さなローズヒップ。ヒップといってもお尻じゃない、
ヒップだけでバラの果実のことをいうそうです。
このローズヒップ、鳥のえさにもなるのでしょうね。
目立つ色しているから、順に食べられてしまうのでしょう。
でもこの色が、初夏の白い花がもたらしてくれたとは
ちょっと想像が難しいです。
(撮影:2015.1.3 甲府市下向山町・米倉山にて)
春待ちのコウヤボウキ [とくに種や実など]
暦の上では寒の入りを過ぎ、いちばん寒い時期となっています。
今の時期は、こうした冬枯れ色一色になっていますが、それでも
じっくり観察すると、このコウヤボウキの芽もずいぶん大きく、
春が近い、準備を急げと言っているように見えました。
(撮影:2015.1.3 甲府市下向山町・米倉山にて)
バカばっか [とくに種や実など]
センダングサがこれでもかというくらいに密集している場所がありました。
すでに花はなく、熟した実ばかりのようです。
それがよくズボンや靴下などに着く、いわゆるひっつき虫の仲間ですが、
とくにセンダンの場合、バカと呼ぶ地域が、当地を含めてあるようです。
だからバカばっか、なんです。
そんな中に足を踏み入れたらもうたいへんですね。
(撮影:2015.1.3 甲府市下向山町・米倉山にて)
扇の骨? なぁ~んだ?! [とくに種や実など]
さて、一見 扇の壊れて骨だけになったみたいなものですが、
何だと思いますか?
扇の骨の先端部分は、基本的にこんなふうになっています。
何かの花柄みたいですね。
花柄と見えたのは、黒い種を格納していた実のからでありました。
そして、まれにまだ種が散り残っているものも見られたのです。
えっ、答えですか。 これはニラでありました。
今晩食べたキムチ鍋にはいってたヤツと結び付くかどうか、
ともかく今ごろのニラでありました。
(撮影:2015.1.3 甲府市下向山町・米倉山にて)
ガガイモの実はじけて [とくに種や実など]
どうやら熟し切ったガガイモの実のサヤがはじけ始めたようです。
中からフワフワの綿毛を持った種が飛び出すときがやってきたのです。
こちらは、すでにサヤが大きく開いて中のフワフワがずいぶんと出てきました。
綿毛の一部が絡まり合っているようで、まだ種がとびちらず、
白い花みたいになっていました。きれいですね、自然の造形・・・。
(撮影:2014.11.16 甲府市小曲町・蛭沢川河畔にて)
コウヤボウキのいま [とくに種や実など]
新道峠の芦川渓谷側の登山道沿いで見たコウヤボウキの実です。
前回もふれたことですが、秋の色が消え失せそうな標高約1600mでは
こうしたものが秋の名残を伝えていました。
それにしても、これはすっかり落葉していますね。2年生のコウヤボウキの姿です。
同じコウヤボウキですが、こちらにはまだ葉が残っています。
葉が全体的に互生しているこちらのコウヤボウキは、まだ1年生ですね。
(撮影:2014.11.3 笛吹市芦川町・新道峠にて)
出発準備完了・・・ [とくに種や実など]
ガガイモの熟し切った実を見つけました。
サヤが割れ、ぎっしり詰まった種が、まだていねいに折りたたんだ
白い翼をしたがえて、準備完了というところでした。
ちょっとふれてみたところ、最初のやつが出てきました。
さあ行くぞ・・・、って叫んでいるみたいでした。
元日の午後のスケッチです。
(撮影:2014.1.1 甲府市下向山町・米倉山にて)
冬のアオツヅラフジ [とくに種や実など]
道ばたの藪に絡みついたツル植物に、紺色の実が見られました。
アオツヅラフジの実です。
熟すと青色から黒に変わっていくそうです。
初めは丸い実も、しだいに水分が失われ、しわしわになっていきます。
黄色くなった葉が少し残っていました。
このアオツヅラフジは、冬に落葉するものだそうです。
(撮影:2014.1.1 甲府市下向山町・米倉山にて)
イチゴノキの花と実と・・・ [とくに種や実など]
少し変わった木です。
というか、この時初めて認識しました。
イチゴノキというのだそうです。
花ですが、白い釣り鐘型の花、スズランとか、
木の雰囲気からするとアセビのそれによく似ています。
注目なのは、花が咲くのと同時に実が見られることです。
黄色い実はまだ若いの、熟すと赤くなり、食べられるそうです。
どことなく、クリスマスムードが漂ってるように感じられました。
(撮影:2013.12.1 甲斐市竜王・ドラゴンパークにて)