ヤブサメ [鳥やけもの]
昨日(2017年10月7日)のことです。身延町にある湯之奥金山博物館のスタッフ
の方から、ある野鳥の写真の提供をいただきました。博物館のガラス壁にぶつかっ
てしまい、保護されたものだそうです。幸い、スタッフさんから水をもらい、復活
してお里に帰っていったそうです。
手元の図鑑に照らしてみると、おそらくヤブサメではないかと思われました。な
かなかお目にかかることがない鳥だったので、ここに記録しておきたいと思います。
(撮影:2017.10.7 身延町上ノ平・湯之奥金山博物館にて)
イヌシデの葉にいたアカスジキンカメムシの幼体 [蝶などの虫のなかま]
前回に見たイヌシデの木の1枚の葉の上での観察メモです。
イヌシデは、前回も触れたようにカバノキ科クマシデ属の樹木ですが、この仲間は、
もともと沢筋などに見られる樹種で、どちらかというと水をほしがる木のようです。
今年の夏、当地では平均的に雨が少なく、このイヌシデの木も少々まいっている風に
見えました。葉がみな、丸まってしまっているのです。
さて、この丸まったイヌシデの葉を隠れ場所として、3個体がまとまっていたのが
目撃されたのです。そう、アカスジキンカメムシの、まだ子どものやつです。
この考古博物館の周辺では、このアカスジキンカメムシが比較的よく見られます。
別なブログになりますが、成長したアカスジキンカメムシや、同じ幼体ですが、もう
少しわかりやすい状況の観察記録などが残っています。
(撮影:2017.10.7 甲府市下曽根町・県立考古博物館にて)
イヌシデの実 [草や木そして花]
山梨県立考古博物館の玄関前広場への入り口部に、イヌシデの木が植栽されて
います。それに実が付いていて、次第に成熟しているようすが見られました。こ
の10月頃が、その実の熟す時期だと手元の図鑑にありました。ブラリとぶら下がっ
た状態ですが、まだ葉の色とあまり区別がつかないので、注意しないと見過ごし
てしまいそうです。
ちなみに、このイヌシデの木は、カバノキ科クマシデ属の落葉樹ですが、この
仲間のうち、クマシデについて2つの過去記事があります。1つは「クマシデの
花」で、2つめは「クマシデの若い実」でした。参考までに・・・。
(撮影:2017.10.7 甲府市下曽根町・県立考古博物館にて)