カブトエビ [季節の話題]
甲府市南部の下今井町を流れる新五割川の河畔の水田で
田植えが終わり、しばらくしたころの田の底をごそごそはい回るのを
見かけました(6/26)。
ごそごそといっても水の中なので、そんな音はしないのですが・・・
一口にカブトエビといっても、カブトエビ科のなかに、アジアカブトエビ、
アメリカカブトエビ、そしてヨーロッパカブトエビの3種が見られるそうです。
カブトエビは、2億年ほど前から、ほとんど進化がみられないことから、
「生きている化石」の一つとして知られているそうです。
雑食性で、水田の中に生える雑草をまだ小さい内に食べてしまうという
“草取り虫”の役割が期待されているものだそうです。
田植えが終わったばかりのころの風物詩(かなり地味な)というところでしょうか。